猿でも分かる、カシオ ローン電卓の使い方

2020/4/16更新

カシオ金融電卓の使い方

サルでもわかる、カシオ金融電卓の使い方について、画面を使って分かりやすく解説します。

カシオ 金融電卓
カシオ 金融電卓、左からCASIO BF-850-NCASIO BF-750-NCASIO FC-200V(筆者撮影)

上記写真は筆者所有のカシオ金融電卓です。左から卓上型の金融電卓 CASIO BF-850-N折りたたみタイプの金融電卓 CASIO BF-750-Nプロフェッショナル向け金融電卓 CASIO FC-200Vです。上記には写っていませんが、カシオにはもう一機種、CASIO BF-750-N(写真、中央)廉価版のBF-480-Nという機種が存在します。

このページでは、カシオ金融電卓の使い方についてわかりやすく解説します。「カシオ以外のメーカーも含めた金融電卓」については金融電卓 おすすめ購入ガイド、「折りたたみ 金融電卓」各機種の比較記事は金融電卓 折りたたみ機種 徹底比較レビューも併せてご覧下さい。

カシオ金融電卓の使い方

カシオ金融電卓はその使い方は超簡単です。液晶画面上の指示に従って順番に数字を入力するだけで、ほぼマニュアルを見なくても使いこなすことができます。

カシオ金融電卓の操作キーは日本語表記、FC-200Vの操作キーはすべて英語表記

CASIO BF-850-N / BF-750-N
金融電卓 CASIO BF-850-N(左)、折りたたみ金融電卓 CASIO BF-750-N(右)。使い方簡単、サルでも使いこなせる金融電卓です。

金融電卓 CASIO BF-850-N、折りたたみ金融電卓 CASIO BF-750-N、BF-480-Nのキーは日本語表記です。しかし、同じカシオから発売されている下記 プロフェッショナル金融電卓 FC-200Vは主に海外向けに販売されている商品のため操作キー、液晶表示のメニューはすべてが英語表記となっています。日本国内正規版のFC-200Vには日本語表記のある透明シートを電卓の上に被せて使うことにより日本語で操作できる仕様になっていますがそれでも液晶内のメニューはすべて英語表記です。BF-850/BF-750/BF-480はほぼ同じ操作方法ですが、FC-200Vは操作方法が全く異なります。このページでは、日本語表記のBF-850/BF-750/BF-480の使い方を解説します。FC-200Vの使い方は別ページのCASIO FC-200Vレビューページをご覧ください。

CASIO FC-200V
プロフェッショナル金融電卓 CASIO FC-200V これはサルには使いこなせません。使い方が難しいです。

CASIO BF-850-N 卓上型金融電卓 レビュー、使い方
CASIO BF-750-N / BF-480-N折りたたみ 金融電卓 レビュー、使い方
CASIO FC-200V プロフェッショナル 金融電卓レビュー、使い方

カシオ金融電卓の使い方:各金融キーの機能は?

CASIO 金融電卓 BF-850-NCASIO 折りたたみ 金融電卓 BF-750-Nは、下記写真の通り金融計算キーを押すことにより各種金融計算を行います。BF-750-Nのエントリー機種 BF-480-NはBF-750-Nから繰上返済計算、借り換え計算が省かれていますので繰上返済計算、借り換え計算以外の説明をお読みください。

CASIO BF-850-Nのキー配列
CASIO 卓上 金融電卓 BF-850-N の金融計算キー配列拡大写真

CASIO BF-750-Nの金融計算操作キー
CASIO 折りたたみ 金融電卓 BF-750-N の金融計算キー配列拡大写真

上記写真の通り BF-850-N と BF-750-N の金融計算キー(青色のキー)は、その配列、漢字で記載された機能名のすべてが同一です。両者の金融電卓は卓上か、または折りたたみかの形と大きさの違いだけですべての機能が同じです。なお、折りたたみ 金融電卓の BF-750-N には下部のパーツにカーソルキー、設定、入力/決定(初期化)キーが付いています。

★★★ステップ1★★★:各金融計算キーは1回押す、または2回押すことにより、同じキーに割り当てられた別々の機能を呼び出します。これがカシオ金融電卓の使い方の重要なポイントです。あれっ、あの機能はどのキーだったっけ?と使い方が分からなくなった時は金融計算キーを1回、または2回押してください。探していた機能が見つかることでしょう。

★★★ステップ2★★★:さらに、金融キーを押した後にカーソルキーの上下[▼][▲]キーを押すことによりサブ機能を切り替えます。

主要な機能は金融計算キーを1回押すだけで呼び出しできます。
例)「固定金利」キーを1回押すとローン計算(月額返済額計算)できます。「定期預金」キーを1回押すと預入計算できます。

各金融計算キーを1回または2回押した時に呼び出しできる機能はそれぞれ次の通りです。さらに、下表で各機能説明中の1~4サブ機能は上下[▼][▲]カーソルキーを押して切り替えできます(一部機能は上下[▼][▲]カーソルキーでなく [1] または [2] を押して指定します)。

金融計算キー1回押し2回押し
[固定金利] 【ローン計算】(月払)
  1. 返済月額計算
  2. 返済月数計算(元利均等)
  3. 利率計算
  4. 借入(可能)額計算
【ローン計算】(ボーナス併用)
  1. 返済月額、ボーナス返済額計算
  2. 借入(可能)額計算
[段階金利] 【ローン計算】(月払、段階金利)
  1. 返済月額計算
  2. 借入(可能)額計算
【ローン計算】(ボーナス併用、段階金利)
  1. 返済月額、ボーナス返済額計算
  2. 借入(可能)額計算
[元金均等]
[固定金利]
【ローン計算】(月払、元金均等)
  1. 借入(可能)額計算
  2. 月数計算計算(元金均等)
【ローン計算】(ボーナス併用、元金均等)
  1. 借入(可能)額計算
[メモリ操作] 計算結果呼び出し (サブ機能なし)
[定期預金] 【定期預金計算】
  1. 受取額計算
  2. 預金額計算
【積立預金計算】
  1. 受取額計算
  2. 預金額計算
[外貨預金]
[損益]
【外貨預金計算】
  1. 受取額計算
【外貨預金損益分岐計算】
  1. 損益分岐点計算
[年賦償還] 【年賦償還計算】(月払)
  1. 固定金利計算
  2. 段階金利計算
※ここは、なぜか上下[▲][▼]キーでなく、[1] or [2] を押して機能切り替えします。
【年賦償還計算】(ボーナス併用)
  1. 固定金利計算(ボーナス併用)
  2. 段階金利計算(ボーナス併用)
※ここは、なぜか上下[▲][▼]キーでなく、[1] or [2] を押して機能切り替えします。
[繰上返済]
[借換]
【繰上返済・借換計算】(月払)
  1. 期間短縮型
  2. 金額削減型
上記選択後に、1:固定金利、2:段階金利を指定します。
※ここは、なぜか上下[▲][▼]キーでなく、[1] or [2] を押して機能切り替えします。
【繰上返済・借換計算】(ボーナス併用)
  1. 期間短縮型(ボーナス併用)
  2. 金額削減型(ボーナス併用)
上記選択後に、1:固定金利、2:段階金利を指定します。
※ここは、なぜか上下[▲][▼]キーでなく、[1] or [2] を押して機能切り替えします。

上記表を見ると機能が詰め込みすぎて複雑に感じるかも知れませんが、実際はよく使うキーが少ないキー操作で計算できるようになっていて、かつ分かりやすく分類されているのでマニュアルを見なくてもほぼ操作できます。

カシオ金融電卓の使い方で重要なことは「キーを1回、または2回押すことにより機能を切り替える」「上下[▼][▲]カーソルキーで機能を切り替える」という操作方法がある、ということです。カーソルキー操作可能な時は液晶画面の右側に「▼▲◀▶」のようにカーソルキーマークが表示されます。簡単なので、ぜひ覚えてくださいね!

カシオ金融電卓の使い方:画面の表示に従って数字を入力するだけで結果が表示されます

では、実際にCASIO BF-850-Nを使って「【ローン計算】月額返済額計算」の使い方を説明します。CASIO BF-750-N、BF-480-Nも基本的に同じ操作方法です。カシオ金融電卓の使い方は非常に簡単です。一度使ってみただけで基本的な金融計算はマニュアルを見ることなく操作できることでしょう。

【例1】3000万円借入、利率1.35%、30年払いの月額返済額は?

借入額:3000万円
利率%:1.35%
借入期間:30年
上記条件で、月額返済額を計算します。

【例1、月額返済額を計算するための操作方法】次の通り入力します

①CASIO BF-850-Nの [固定金利] キーを「1回」押してローン計算をスタートします。画面表示に従って次の通り対話式で数字を順番に入力していきます。
CASIO BF-850で[固定金利]キーを押す

②借入額?
と表示されるので 「30000000 [入力/決定]」を入力します
CASIO BF-850で借入額を入力

③利率%?
と表示されるので「1.35 [入力/決定]」を入力します
CASIO BF-850で利率%を入力

④返済月数?
と表示されます。今回の例では30年返済=12(ヶ月)×30(年)なので「360 [入力/決定]」を入力します。
電卓の計算機能を使って「30×12 [入力/決定]」と計算式を入力しても360を入力できます(CASIO 金融電卓の場合)。
CASIO BF-850で返済月数を入力

借入ローン計算や、預け入れ定期預金計算など、入力する数字の単位は年数でなく月数=回数を入力します。10年なら120、20年なら240、15年なら(15年×12=)180を入力します。カシオ金融電卓なら月数入力を行う時に計算機のかけ算機能を使って「12×年数 [入力/決定]」で入力できるので便利です。

⑤返済額(月=
月額返済額が101390円であることが分かります。
CASIO BF-850で返済月額が表示される
さらにこの後にそのまま [入力/決定] を押すか、右カーソルキー [▶] を押すことにより返済総額、利息分が表示されます。

⑥ 返済総額=
返済総額が表示されます CASIO BF-850で返済総額が表示される
さらに[▶]を押すと利息分が表示されます


⑦利息分=
返済期間全体の利息額が表示されます
CASIO BF-850で利息が表示される
いかがでしょうか?このように驚くほどわかりやすくて簡単な操作で返済月額、返済総額、金利総額を計算することができました。

CASIO BF-850のさらに便利で素晴らしいのがこの結果画面で左カーソルキーを押して利率や返済月数を簡単に変更することができるということです。いくつかの金融機関で借入を行う場合や、フラット35などの全期間固定金利、変動金利の値など異なった金利を入力して返済月額を比較することができます。

ローン計算で入力した数字は電源を切っても記憶されるため、一度「360」(ヶ月)を入力すると次回計算時にも自動的に360が表示され [入力/決定] を押すだけで360を入力できます。

カシオ金融電卓の使い方:上下左右カーソルキーでサブ機能を切り替えます

上記、液晶画面表示を見ると画面の右側に「▼」や「◀▶」のように三角の記号が表示さていることに気づくでしょう。この三角の記号は、カーソルキーを使って操作できますよ。という意味です。左右の[◀][▶]カーソルキーを押すと前後に入力した数字を行き来しながら入力済の数字を変更することができます。例えば、「360」が表示されている画面で左カーソルキー[◀]を押すと一つ前の利率%入力画面に戻って利率%の数字を変更することができます。カシオの金乳電卓は電源を切っても前回入力した数字を覚えているの入力済の数字なら右カーソル[▶]を押してそのまま次の画面に進むこともできます。

カシオ金融電卓の使い方:ボーナス併用払い計算の使い方

次に、CASIO BF-850-Nを使って「【ローン計算】ボーナス併用払い計算」を行ってみましょう。CASIO BF-750-N、BF-480-Nも基本的に同じ操作方法です。

【例2】3000万円借入、うちボーナス払い分600マン円、利率1.35%、30年払いの月額返済額は?

借入額:3000万円
うちボーナス払い分借入額:600万円
利率%:1.35%
借入期間:30年
上記条件で、ボーナス併用払い返済額を計算します。

【例2、ボーナス併用払い返済額を計算するための操作方法】次の通り入力します

①CASIO BF-850-Nの [固定金利] キーを「2回」押してローン計算をスタートします。画面表示に従って次の通り対話式で数字を順番に入力していきます。
CASIO BF-850で[固定金利]キーを2回押す
ボーナス併用払い計算を行うには[固定金利] キーを「2回」押します。[固定金利] キーを「1回」押すと月額返済計算、「2回」押すとボーナス併用払い計算になります。

②借入額?
と表示されるので 「30000000 [入力/決定]」を入力します
CASIO BF-850で借入額を入力

③うちボーナス額?
と表示されるので 「6000000 [入力/決定]」を入力します
CASIO BF-850でボーナス分借入額を入力
カシオ金融電卓のボーナス併用払い計算では、借入額のうちのボーナス併用払い分借入額(うち額)を入力します。

④利率%?
と表示されるので「1.35 [入力/決定]」を入力します
CASIO BF-850で利率%を入力

⑤返済月数?
と表示されます。今回の例では30年返済のため、12(ヶ月)×30(年)なので「360 [入力/決定]」を入力します。
電卓の計算機能を使って「30×12 [入力/決定]」と計算式を入力しても360を入力できます(CASIO 金融電卓の場合)。
CASIO BF-850で返済月数を入力

借入ローン計算や、預け入れ定期預金計算など、入力する数字の単位は年数でなく月数=回数を入力します。10年なら120、20年なら240、15年なら(15年×12=)180を入力します。カシオ金融電卓なら月数入力を行う時に計算機のかけ算機能を使って「12×年数 [入力/決定]」で入力できるので便利です。

⑥返済額(月=
月額返済額が81112円であることが分かります。
CASIO BF-850で月額返済分返済月額が表示される
さらにこの後にそのまま [入力/決定] を押すか、右カーソルキー [▶] を押すことによりボーナス月加算額、返済総額、利息分が表示されます。

⑦ボーナス分加算=
月額返済額が121945円であることが分かります。
CASIO BF-850でボーナス月加算額が表示される

⑧返済総額=
返済総額が表示されます CASIO BF-850で返済総額が表示される
さらに[▶]を押すと利息分が表示されます

⑨利息分=
返済期間全体の利息額が表示されます
CASIO BF-850で返済総額が表示される
このように驚くほどわかりやすくて簡単な操作でボーナス併用払い計算を行うことができました。

上記最終画面「⑨利息分=」で左カーソルキー[◀]を押すと前の画面に戻り、例えばボーナス返済分借入額を変更したり、利率を変更したりしながら再シミュレーションを行うことができます。

カシオ金融電卓の魅力

金融電卓メーカーとして、国内ではカシオの他、シャープ、キヤノンが有名です。海外メーカーではヒューレットパッカード社やテキサスインスツルメンツ社のプロフェッショナル金融電卓も存在します。各社、ほぼ同じ価格帯でほぼ同じ機能を搭載した金融電卓を販売していますがその中でも一番人気がカシオの金融電卓です。

カシオ金融電卓の魅力についてお伝えします。

カシオ金融電卓の魅力1:圧倒的に使いやすい

各社から発売されている一般向け金融電卓は液晶画面表示、キーの表示がすべて日本語表記となっています。操作方法も、画面上の指示に従って対話形式で1つずつ数字を入力していく点では同じですが、微妙な入力方法の違いでカシオの使いやすさが圧倒的ナンバーワンです。他社との使い方の比較をしてみましょう。

■カシオ金融電卓の使い勝手の良さ例1)月額返済額計算の使い方
金融電卓の最も基本の機能がローン計算の月額返済額計算ですが、月額返済額計算の使い方は「借入額」「利率%」、「返済月数」の3つの値を入力すると「月額返済額」が表示されるという流れです。金融電卓はどれも「返済年数」でなく「返済月数(返済回数)」を入力するので「30年ローンなら12か月×30年」の「360」を入力、「20年ローンなら、12か月×20年」の「240」を入力します。では、「35年ローンなら?」「12か月×35年」の「420」を入力するのですが頭の中で暗算で「420」が出てこない場合は計算機を使って計算します。

カシオ 金融電卓なら「12 × 35 [入力/決定]」キーを押すことにより「12×35=420」を返済月数として入力できますが、シャープ EL-K632-Xキヤノン FN-600はカシオと同じように「12 × 35 [入力/決定]」キーを入力すると計算結果の420でなく、最後に入力した数字「35」が月数として入力され、直後に返済月額返済計算結果が表示されるのです。420カ月返済でなく35か月返済なので当然表示された月額返済額計算結果はとんでもなく大きな数字となってしまいます。

シャープとキヤノンの金融電卓は「12 × 35 [入力/決定]」でなく「12 × 35 [入力/決定]」のように、「12 × 35」キーの後に[=]を入力する必要があるのです。シャープとキヤノンの金融電卓を普段使いしている人にとっては当たり前のように[=]を入力して計算しているかもしれませんが、[=]を入力し忘れたら(計算結果の「420」でなく最後に入力した数字「35」が返済月数として入力されてしまうので)全然違う計算結果になってしまいます。このちょっとした使い勝手の違いがいくつもありその積み重ねが圧倒的に使いやすいカシオ金融電卓を作っているのです。カシオ金融電卓の開発者の中にはきっと、どうすれば使い勝手の良い電卓を作ることができるかを真剣に真剣に考えたユーザーインターフェースのプロフェッショナルさんが存在するのでしょう。残念ながら、シャープとキヤノンの金融電卓はカシオのレベルには全く追いついていません。たとえ、カタログスペック上は機能が上でも、デザインが優れていても、価格が安かったとしても、使い勝手が悪かったり、ちょっとした入力ミスで間違った結果が表示されるようでは意味がありません。

■カシオ金融電卓の使い勝手の良さ例2)ボーナス併用返済額計算の使い方
ボーナス払いも併用することにより月額返済額を減らすローン計算はどの金融電卓にもついていますが、このボーナス併用払いもカシオ金融電卓の使い勝手がナンバーワンです。

借入額が「3000万円」、うち、ボーナス払い分の借入額が「600万」だったとします。返済額を計算するには、カシオ金融電卓の場合は「借入額?」⇒「30000000」、「うちボーナス額?」「6000000」と入力します。

シャープ EL-K632-Xでは、「(月払い分)融資額?」⇒「24000000」、「(ボーナス分)融資額?」「6000000」と入力します。ここで「(月払い分)」「(ボーナス分)」の文字の大きさが「融資額?」の文字の大きさの約1/4の大きさと小さい文字で表示されるため小さい文字を見落としてカシオ金融電卓と同様に「融資額?」と思い「30000000」を入力してしまうと、次の画面で「(小さい文字で ボーナス分)融資額?」と表示されてしまい、「うちボーナス分を入力しようと思ったのに」あれっと思ってしまう訳です。

キヤノン FN-600で同様にボーナス払い併用の返済額計算を行おうとすると「借入元金(月?」⇒「24000000」を入力、「借入元金(ボ?」⇒「6000000」を入力する必要があります。

さらに、追加でシャープとキヤノンの金融電卓では、この後に意味不明な入力が必要で「ボーナス回数?」と聞かれます。ボーナス払いは年2回だから「2」を入力すると不思議な結果表示となってしまうのでした。実は、シャープ/キヤノンの「ボーナス回数?」で入力しなければいけない数字は借入期間30年の場合は30年の中で年2回のボーナス払いが60回あるから「60」を入力する必要があるのです。

当然、使い勝手が圧倒的ナンバーワンのカシオ金融電卓ではこの「ボーナス回数は?」なんていうアホな入力は必要ありません。カシオ金融電卓では「借入額」「うちボーナス払い分借入額」「利率」「返済月数」を入力するだけで、月額返済額、ボーナス時の返済額が表示されます。シャープさんとキヤノンさんの中の人(開発者)は、ボーナス併用払い計算を行う際の「ボーナス回数は?」を入力する必要があるとなぜ思ったのでしょうか?普通に考えるとこの入力は、使い方が混乱するだけで必要ないものだとわかるはずなのですが、なぜ?なぜ?キヤノンとシャープの金融電卓はなぜこのようなわざと難しくて入力ミスしやすい入力をさせるのでしょうか?まったく、理解不能です。

さらに追加で、各金融電卓は前回入力した変数を覚えているのでもう一度ボーナス併用払いを行い、ボーナス分借入額を変更して再計算する際は変更する数字のみを再入力すれば計算できます。ボーナス併用払いのボーナス借入分「600万円」を「900万円」に変更する場合、カシオ金融電卓なら「うちボーナス額?」で「6000000」が表示されている画面で「9000000」を再入力すればすぐに結果が表示されます。シャープとキヤノンは「うちボーナス額」でなく「月払い分借入額」と「ボーナス払い分借入額」の2つの数字を再入力する必要があります。ここでまた面倒な引き算(3000万円ー900万円=2100万円)を計算して「21000000」と「9000000」の2つの数字を入力する必要があります。これは計算ミスが発生しやすかったり、めんどくさかったりします。

カシオ金融電卓でできないことは?カシオ金融電卓と他の金融電卓との比較

こんなに使い勝手が良く高機能なカシオ金融電卓ですが、カシオ金融電卓にもできないことがあります。どんなに優秀な金融電卓も万能ではありません。また、万能である必要もありません。カシオ金融電卓でできないこと、苦手なことを順に見ていきましょう。

カシオ 金融電卓でルート(√)演算ができない

一般の電卓に付いていることもあるルート演算をがカシオ 金融電卓で行うことができません。例えば「ルート2」を計算したい時は?そんな時は皆さんおそらく持っているでしょう、スマホやパソコンの計算機を使ってください。ちなみに、シャープ、キヤノンの金融電卓にもルート計算キーは付いていませんでした。またsin cosなどの三角関数機能もありません。工学部の学生さんなどで三角関数演算が必要な方は、カシオの関数電卓をお使いください。

さて、CASIO BF-850-N(卓上型)CASIO BF-750-N / BF-480-Nはルート演算も三角関数演算もできないのですが、なんとなんと、同じカシオのCASIO FC-200V プロフェッショナル 金融電卓ではルート演算、三角関数演算などの基本的な関数演算を行うことができます。CASIO FC-200V プロフェッショナル 金融電卓はさらに、BF-850-N、BF-750-N、BF-480-N以上に、もっと高度な金融計算を行うことができます。BF-850-N、BF-750-N、BF-480-Nで物足りなくなったらCASIO FC-200V プロフェッショナル 金融電卓をお使いください。ただし、一般の不動産営業、車営業、ローン会社の方など普通の金融計算だけを行いたい方にはCASIO FC-200V プロフェッショナル 金融電卓は操作方法が難しいのであまりおすすめできません。詳細は次の個別機種レビュー記事をご覧ください
CASIO FC-200V プロフェッショナル 金融電卓 レビュー、使い方

カシオ 金融電卓では、年賦償還計算はできるものの年賦償還表は表示できない

年賦償還とはローン借入を行った際の特定返済回数(特定の返済年月)での返済額、元金分、利息分の金額のことです。カシオ金融電卓の年賦償還計算機能を使って、指定年月の元金分、利息分を計算することはできますが、返済期間全体に渡っての各月の元金分、利息分を「一覧表で見る」ということはできません。

小さな電卓画面の中で年賦償還表(返済予定表)を見るにはちょっと無理もあります。ローン計算を行う際に年賦償還表(返済予定表)を見たいという方はウェブ上に無料で使えるローン計算サイトを利用しましょう。

おまかせください。当サイト@ローン計算では基本的なローン計算はもちろん返済予定表を瞬時に表示することができます。その他便利な機能として、複雑な繰上返済を分かりやすく計算したり月額返済額早見表を表示したりと、スマホやパソコンの大画面で使いやすい便利なローン計算機能を無料で使うことができます。

お客様との商談の場面や外出先ではカシオ金融電卓を使いつつ、下記サイトも併せてご活用ください。
参考サイト:
ローン計算 TOP …月額返済計算、月額返済早見表、リボ払い計算など便利な機能を無料で使えます
繰上返済計算、段階金利(当初金利優遇)計算ができる高機能ローン計算

カシオ 金融電卓では、日付計算や時計表示はできない?

カシオ BF-850-N/BF-750-N/BF-480-Nには日付計算機能が付いていませんが、同じカシオのFC-200Vには日付計算機能が付いています。

カシオ金融電卓の競合電卓である CANON FN-600には日付計算機能やカレンダー・時計表示機能がついていますがカシオの金融電卓では日付計算も、日付計算やカレンダー表示はできません。それぞれの金融電卓に得意、不得意なこともあります。

各メーカーの各機種でデザインや価格帯も異なりますし、使い勝手も異なりますのでぜひ使用目的に合わせて最適な金融電卓をお選びください。

参考記事(各メーカー毎の個別金融電卓レビュー記事):
金融電卓 おすすめ購入ガイド、金融電卓の使い方 TOP
折りたたみ 金融電卓 徹底比較ガイド
サルでもわかる、カシオ金融電卓の使い方
CASIO BF-850-N 卓上型金融電卓 レビュー、使い方
CASIO BF-750-N / BF-480-N 折りたたみ 金融電卓 レビュー、使い方
CASIO FC-200V プロフェッショナル 金融電卓レビュー、使い方
SHARP EL-K632-X 折りたたみ 金融電卓レビュー、使い方
CANON FN-600 折りたたみ 金融電卓レビュー、使い方
SHARP EL-738FB 金融電卓レビュー、使い方
HP-12c プロフェッショナル金融電卓レビュー、使い方
Texsas Instruments BA II Plus Professional金融電卓レビュー、使い方
Texsas Instruments BA II Plus 金融電卓レビュー、使い方

カシオ金融電卓、電池交換の仕方

カシオ金融電卓は1日1時間使う程度の通常使用では電池は2年持ちます。また電源を切った状態ですと5年間の電池交換が不要です。液漏れなどを防ぐために使わない場合も5年ごとに電池を交換してください(と取り扱い説明書に記載があります)。

さて、カシオ金融電卓の電池交換ですが、小さなプラスドライバーがあればご自身で行うことができます。必要な電池の種類は電卓の裏側に書かれていますのでご覧下さい。さて、電池交換を自分で行えるといっても、カシオの折りたたみ金融電卓は実は電池交換の手順が難しいです(電池交換手順が複雑です)。というのも、他社メーカー SHARP EL-K632-X 折りたたみ 金融電卓CANON FN-600 折りたたみ 金融電卓レビューはわかりやすく折りたたみ電卓の上側のパーツの内側に電池が収められている蓋がプラスネジでとめてありますが、カシオの折りたたみ金融電卓はデザイン上こだわった結果か電卓の表側にも内側にも電池ぶたが見当たりません。通常使用で2年電池交換不要とはいっても2年ぶりに電池交換しようという時に手元にマニュアルがなければこれは電池交換方法がわからないはずです。カシオの公式サイトで取り扱い説明書をダウンロードすれば電池交換の仕方が書いてありますのでご覧になってみてください。

CASIO 折りたたみ 金融電卓 BF-750-N / BF-480-Nの電池交換のしかた

CASIO 折りたたみ 金融電卓 BF-750-N / BF-480-Nの電池交換のしかたは次の通りです。

  1. 電源を切り、上部ケースの両サイド2か所と背面2か所(折りたたみのヒンジ付近)のネジをドライバーで外します。
  2. 上部ケースの背面側(ヒンジ側)を少し持ち上げ、前方(ヒンジではなく通常電卓を開く側)に押し出して、上部ケースの外側の二を取り外しします。
  3. 注意:ケースの内部の部品にはふれないようにご注意ください。
  4. 電池の脇の穴にドライバーなどを指して電池を押し上げ、古い電池を取り外しします。
  5. 新しい電池の表面を、乾いた布でよく拭きます。
  6. 手の汗などがついていた際に内部で錆びたり、接触不良になることを防ぐためです。
  7. 電池の「+」側(平らな側)を上にして、電池を入れます。
  8. 上部ケース手前にある4か所のツメ(凸部)を凹部に差し込んだあと、上から「パチン」と音がするまで抑え、上部ケースを閉じます。
  9. 上部ケースの両サイド2か所と、背面(ヒンジ側)2か所のネジをドライバーで留めます。

上記がCASIO 折りたたみ 金融電卓 BF-750-N / BF-480-Nの電池交換方法です。別途電池はネットショップで100円~200円で購入できます。またかなりネジを開け閉めするために小さな精密プラスドライバーが必要になります。

筆者が電池交換が必要になったときは実際に自分で電池交換を行い写真を掲載しますのであと2~5年お待ちいただければ幸いです。さて、折りたたみ 金融電卓はヒンジ部分の耐久性が弱く、使用頻度が高い方は1~2年で使用不能になってしまうとネット上の口コミサイトに書かれているのを見かけます。金融電卓は安売り店で3000~5000円で購入できますので、精密ドライバーや電池交換費用、および電池交換の面倒くささを考えると自分で電池交換することなく(まだ使えるのなら面倒でなければメルカリやヤフオクで売却して)、新しい金融電卓を購入するということもありでしょう。

カシオ金融電卓のまとめ

今回様々な金融電卓を購入して実際にその操作方法、機能を検証してみましたが、現在のところ、カシオ製の金融電卓が圧倒的に使い勝手が良かったです。もし、次に一つだけ金融電卓を購入するなら、次もカシオ金融電卓を選ぶことでしょう。これから金融電卓を購入しようという方へ、ぜひお気に入りの金融電卓を見つけてください。そして使いこなせるようになることを願っています。もし、金融電卓に関する質問や当サイトへの要望等ありましたら、ご意見・ご要望コーナーからご連絡いただけますと幸いです。

カシオ金融電卓 関連リンク

関連記事: サルでもわかる、カシオ金融電卓の使い方
関連リンク: カシオ 金融電卓 公式サイト

金融電卓 レビュー記事 一覧

各メーカーの金融電卓についての個別機種レビューについては下記をご覧ください。