カードローン利息の計算式について実例を交えて分かりやすく解説します。カードローンの利息計算は日割り計算で行います。カードローン利息の計算式は次の通りです。
カードローン利息 = 借入残元金 × 利率 ÷ 365 × 借入日数(借入当日を除く)
上記計算式のうち
借入残元金 × 利率
が1年間(365日)借りた場合の利息。
借入残元金 × 利率 ÷ 365
で1日当たりの利息額になり
カードローン利息 = 借入残元金 × 利率 ÷ 365 × 借入日数(借入当日を除く)
の計算式全体で借入日数あたりの利息額が計算できます。
例えば、利率15%で10万円を借り入れて10日後に返済を行う場合の返済日に発生する利息額は次の通りです。
カードローン利息 = 10万円 × 15% ÷ 365 × 10
= 100000 × 0.15 ÷ 365 × 10 = 410円(1円未満は切捨で計算)
上記計算式の通り、10万円を10日間借りた際の利息額は410円となり、全額返済を行う場合の返済額は100,410円となります。
例えば、利率15%で10万円を借り入れて10日後に3万円(利息を含む)を返済し、その10日後に残りの残金を一括返済する場合の計算式は次の通りです。
最初の10日間のカードローン利息 = 10万円 × 15% ÷ 365 × 10
= 100000 × 0.15 ÷ 365 × 10 = 410円(1円未満は切捨で計算)
ここで最初の3万円を返済するとすると、利息額が410円になり、返済元金が
返済元金 = 3万円 - 利息額410円 = 29,590円
になり、3万円(利息額を含む)返済後の元金残は
残金残 = 最初に借入した10万円 - 返済元金29,590円 = 70,410円
になります。その10日後に残元金70,410円を一括返済する場合の利息額は
次の10日間のカードローン利息 = 70,410円 × 15% ÷ 365 × 10
= 70410 × 0.15 ÷ 365 × 10 = 289円(1円未満は切捨で計算)
になり返済額は
返済額 = 残元金 + 利息額 = 70410円 +289円 =70699円
の計算式になります。上記2回に分けて返済した場合の返済総額は
30000円 + 70699円 =100,699円
の計算式になります。
一般的なカードローンは次の方法で返済を行います。
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